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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻5号

1983年05月発行

文献概要

今月の主題 水と電解質 電解質異常の実際

高K,低K血症

著者: 浅野泰12 寺尾統彦3

所属機関: 1自治医科大学・循環器内科 2自治医科大学・透析室 3自治医科大学

ページ範囲:P.724 - P.725

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 Kは細胞内液の主要陽イオンで,細胞外液にはわずかしかなく,この分布からみればNaとまったく対照的なイオンである.臨床的には細胞内Kを直接測定することは困難なため,通常血清Kを測定して情報を得るが,血清Kが正常域内にあっても生体にとってはKの過剰あるいは欠乏状態にある場合もある.したがって血清Kに変化をみたら,すでに生体内総K量に相当の変化が生じていると考えるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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