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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻6号

1983年06月発行

文献概要

グラフ 肺癌を疑うX線像 症例編・4

小細胞癌を疑う腫瘤型

著者: 雨宮隆太1 山田隆一1 斉藤雄二1 於保健吉1

所属機関: 1東京医科大学・外科

ページ範囲:P.980 - P.985

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 肺の小細胞癌は縦隔と肺門部のリンパ節の腫大が特徴であり,Barnardが"Oat celled sarcoma of themediastinum"(1926年)として肺原発の悪性腫瘍であると発表した.それ以前は増大する転移リンパ節を原発巣とし,縦隔腫瘍と考えていた.本腫瘍は早い時期に広範に全身転移し,発症時すでに臓器転移のみつかることが多い.
 今回は小さな腫瘤影,すなわち,比較的早い時期の小細胞癌が急激に進展した症例を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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