文献詳細
グラフ 肺癌を疑うX線像
症例編・4
文献概要
肺の小細胞癌は縦隔と肺門部のリンパ節の腫大が特徴であり,Barnardが"Oat celled sarcoma of themediastinum"(1926年)として肺原発の悪性腫瘍であると発表した.それ以前は増大する転移リンパ節を原発巣とし,縦隔腫瘍と考えていた.本腫瘍は早い時期に広範に全身転移し,発症時すでに臓器転移のみつかることが多い.
今回は小さな腫瘤影,すなわち,比較的早い時期の小細胞癌が急激に進展した症例を示す.
今回は小さな腫瘤影,すなわち,比較的早い時期の小細胞癌が急激に進展した症例を示す.
掲載誌情報