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今月の主題 不整脈のトピックス ホルター心電図(携帯用24時間心電図)と応用
ホルター心電図からみた心室性期外収縮
著者: 小林明1
所属機関: 1浜松医科大学・第3内科
ページ範囲:P.1102 - P.1103
文献購入ページに移動 心室性期外収縮(以下VPC)は,急性心筋梗塞においては重要な予後決定因子である一方,しばしば健常者にも認められる,最も普通にみられる不整脈である.したがって,VPCの診断は調律異常の有無とその発生頻度に加えて,その起こり方が問題で,質的評価が要求されている.このような定量的診断には,第一にVPCの正確な診断が必要である.しかし,VPC発生の多様性の面から,通常12誘導心電図記録のような短時間記録による評価の信頼性には多くの問題点がある.これに対して,近年,ホルター心電図記録が用いられるようになり,その有用性が指摘されていることは周知の事実である.
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