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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻8号

1983年08月発行

今月の主題 臨床医のための神経内科学

検査でどこまでわかるか

眼球運動

著者: 清水夏繪1

所属機関: 1自治医科大学・神経内科

ページ範囲:P.1266 - P.1267

文献概要

 過去十数年間に眼球運動に関する研究は著しく進み,神経生理学的あるいは工学的方法でその病態生理が理解されるようになった.
 眼球運動は次のように分けることができ,これらのsubsystemについて検査が行われる.すなわち,注視点を動かすときに生ずる急速な眼球運動(saccade),動くものを見るときに生ずる緩徐な運動(pursuit),前庭由来の眼球運動,動く視界によって生ずる眼球運動(optokinetic response),両眼視に際して生ずる眼球運動(vergence)などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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