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今月の主題 臨床医のための神経内科学 診断基準
Guillain-Barré症候群
著者: 若宮純司1 井形昭弘1
所属機関: 1鹿児島大学医学部・第3内科
ページ範囲:P.1287 - P.1289
文献購入ページに移動 Guillain-Barré症候群(以下GBSと略す)は1916年Guillain G,Barré JA,およびStrohl Aらが髄液の蛋白細胞解離を示し,完全に治癒したidiopathic polyradiculoneuritisの2症例を報告してはじめて注目され,その後,Landry's paralysisとの相異が問題となり,症候学的にもかなりvariationのあることが明らかになった.本稿では本症候群の診断基準と臨床像を論じたい.
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