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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻8号

1983年08月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための神経内科学 治療の現状

片頭痛,筋収縮性頭痛,三叉神経痛

著者: 丸山勝一1

所属機関: 1東京女子医科大学脳神経センター・神経内科

ページ範囲:P.1300 - P.1302

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 頭痛は日常診療上きわめて多く見られる愁訴の1つで,その多くは慢性頭痛または反復性頭痛であるが,そのほか急性発症で激しい頭痛も認められる.慢性反復性のものは,ほとんどが血管性,筋収縮性もしくは心因性である.急性激烈な頭痛の場合には,脳腫瘍,くも膜下出血など,重大な器質的疾患の症状であることが多い.本稿ではこれらのうち,片頭痛,筋収縮性頭痛の治療について述べ,また併せて顔面の疼痛を示すものの1つである三叉神経痛について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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