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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻9号

1983年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝癌の画像診断—早期病変のみかた

超音波診断法

著者: 大藤正雄1

所属機関: 1千葉大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1484 - P.1489

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 最近は画像診断,とくに超音波の応用によって腫瘍径3cm以下,すなわち日本肝癌研究会の原発性肝癌取扱い規約(案)1981年1)におけるsmall liver carcinomaに相当する小肝細胞癌が次々と診断されるようになり,さらにそのような小肝細胞癌の切除手術例も多数経験されるようになってきた2〜5)
 このような診断と治療の進歩を背景として経験される小肝細胞癌(small liver carcinoma)は,これまでのどちらかといえば進行期にある肝細胞癌とはその臨床像が明らかに異なっている6).先行する肝障害や病因についても,したがってあらためて検討することが必要となろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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