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文献詳細

雑誌文献

medicina20巻9号

1983年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝硬変の代謝異常とその対策—肝癌との関連から

核酸

著者: 古田精市1

所属機関: 1信州大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.1520 - P.1521

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 細胞の癌化の機序の詳細は不明であるが,細胞の遺伝情報の役割を荷っているDNA,RNAなどの核酸物質におけるなんらかの異常が癌化への第1段階であると考えられている.
 各種の発癌物質の作用はこれら核酸物質との結合によって,DNA,RNAを修飾させ,その遺伝情報の障害をひき起こし,癌発生の準備状態をつくることによると言われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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