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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻1号

1984年01月発行

今月の主題 新しい栄養療法

栄養障害を理解するために

Protein Calorie Malnutrition(PCM)とは—その分類と臨床的意義

著者: 坂上隆一1

所属機関: 1国立立川病院・第1内科

ページ範囲:P.12 - P.13

文献概要

 近年,薬剤面の研究はめざましく,次々と理論的治療法に沿った薬剤が開発されているが,一方臨床栄養学も同様に進歩は著しく,栄養状態面から治療を試みる考えも定着しつつある.すなわちParenteral & Enteral Hyperalimentationが開発され,その臨床応用により栄養不良の状態の改善および合併症の予防をもたらし,ひいては基礎疾患の治療効果を上げることができるようになった.しかし栄養不良状態,とくに臨床上きわめて重要なProtein Calorie Malnutrition(以下PCM)の病態生理を理解しなくては,より合理的な栄養面での治療は不可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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