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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻1号

1984年01月発行

文献概要

今月の主題 新しい栄養療法 栄養アセスメントと治療計画

生化学的パラメーター

著者: 吉田貴1 上村博幸1 武藤泰敏1

所属機関: 1岐阜大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.16 - P.19

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 栄養アセスメントとは,身体計測,生化学的パラメーター,免疫能などを指標として,客観的に栄養状態を判定することをいい,Kudusk and Sheldon1)は次の3つに分類している.すなわち,①個人あるいは集団の栄養状態を調べることにより,摂取栄養素の過不足,あるいは腎障害,肝障害などの疾患に特有な栄養状態の異常(malnutrition)の存在を判定する(static nutritional assessment),②各種パラメーターを組み合わせて高リスク群の判別,予後あるいは各種治療効果の推定(prognostic nutritional assessment),③完全静脈栄養,経腸栄養法などにより積極的に栄養素の投与を行い,栄養状態の異常を改善させることにより,原疾患に対する治療効果の判定(dynamic nutritional assessment)などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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