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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻1号

1984年01月発行

文献概要

境界領域 転科のタイミング

潰瘍性大腸炎

著者: 小山真1 畠山勝義1 武藤輝一1

所属機関: 1新潟大学医学部・第1外科

ページ範囲:P.127 - P.132

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 昭和48年より50年までの3年間,厚生省特定疾患潰瘍性大腸炎調査研究班による全国的検討が行われた結果,本邦における潰瘍性大腸炎(UC)の発生状況,臨床経過などが明らかにされる一方,診断基準や薬物療法の規準1)が定められて内科的治療法の限界や手術適応2〜4)などが次第に明確にされつつある.
 さらにそれに加えて,ちょうどその頃米国より本邦へ導入された完全静脈栄養(TPN)や成分栄養法(ED投与)などのhyperalimentationの技術が広く普及してきたことによって,UCに対する薬物療法や手術の効果が高められるようになったことは大きな進歩といわねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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