icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina21巻11号

1984年11月発行

今月の主題 脳血管障害のトピックス

注目される症候

脳幹幻覚症

著者: 平井俊策1

所属機関: 1群馬大学医学部・神経内科

ページ範囲:P.1920 - P.1920

文献概要

 1922年Lhermitte1)は中脳の病変によって特有な幻覚が起こることをはじめて報告し,その2年後の1924年にvan Bogaert2)は下部赤核症候群(Claude症候群)に,かかる幻覚を伴った例を報告し,中脳のかなり限局性の病巣によってもこのような幻覚が生じうることを明らかにした.以後,この幻覚はhallucinose pedonculaire(脳脚幻覚症)とよばれてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら