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今月の主題 脳血管障害のトピックス 新しい検査法
脳血管障害におけるDigital Subtraction Angiographyの役割
著者: 高橋睦正1
所属機関: 1熊本大学医学部・放射線科
ページ範囲:P.1944 - P.1950
文献購入ページに移動1972年にCTが臨床に導入されて以来,コンピュータを放射線画像の処理に用いる試みがなされるようになり,その1つの方法として開発されたのがデジタルサブトラクション血管造影DigitalSubtraction Angiography(DSA)である.本法は1974年頃から開発が進み,1980年代になって広く臨床に用いられるようになった1〜5).本法の特徴は低濃度の造影剤でも画像を構成させることができること,画像の観察がreal timeにできること,などであり,これらの利点を用いた臨床応用が広く行われつつある.
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