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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅰ.尿検査
11.尿クレアチン,クレアチニン
著者: 置塩達郎1 大森清彦2
所属機関: 1大阪府立成人病センター・臨床検査科 2渡辺橋クリニック
ページ範囲:P.2102 - P.2103
文献購入ページに移動実際に臨床でみられる疾患時の尿中クレアチン,クレアチニンの排泄量の異常は表のごとく,通常3つのタイプに分けられる(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ).これらの異常の大部分は神経・筋疾患であり,また代謝異常が筋に及んだ場合である.その反映としては,血中および尿中クレアチン上昇,尿クレアチニン減少のパターンを示す.腎障害,肝障害では主にクレアチニンが減少する.
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