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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅰ.尿検査
13.顕微鏡的血尿
著者: 山本博章1
所属機関: 1川崎協同病院・小児科
ページ範囲:P.2106 - P.2107
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尿沈渣検査は,通常,尿10mlをスピッツにとり,1,500rpm,5分遠心し,上清を一気に捨て,管底に残る0.1〜0.2mlを軽く攪拌し,その一部をのせガラスにとり,400倍で鏡検し,10視野を平均して,1視野に何個という表現をする.それゆえ,定量的な印象を与えるが,定性的と考えるべきであり,再現性の困難な場合も少なくない.また,近年,顕微鏡の広角化が進められており,その面からも定量的な意味はうすめられている.
病的顕微鏡的血尿を惹起する疾患を,原因別に表に示した.
尿沈渣検査は,通常,尿10mlをスピッツにとり,1,500rpm,5分遠心し,上清を一気に捨て,管底に残る0.1〜0.2mlを軽く攪拌し,その一部をのせガラスにとり,400倍で鏡検し,10視野を平均して,1視野に何個という表現をする.それゆえ,定量的な印象を与えるが,定性的と考えるべきであり,再現性の困難な場合も少なくない.また,近年,顕微鏡の広角化が進められており,その面からも定量的な意味はうすめられている.
病的顕微鏡的血尿を惹起する疾患を,原因別に表に示した.
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