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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻12号

1984年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅵ.血液検査

32.ヘマトクリット値と赤血球数

著者: 日野志郎1

所属機関: 1日本通運東京病院・内科

ページ範囲:P.2162 - P.2163

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 ヘマトクリット値(Ht)の測定には高速遠心器によるミクロヘマトクリット法が最も広く使われている.多項目自動血球計数器では,血球による電気パルスの大きさの総和を血球数で割って算出する方式のものが多い.Wintrobe法はあまり使われなくなった.
 赤血球数(R)は自動血球計数器で測っている場合が多い.視算法は再現性に乏しく大きな誤差につながる可能性がある反面,赤血球そのものを数える点が有利である.自動計数器だと再現性はよいけれども,粒子数を測っているだけのことで,正しく調整されていないと正確さにも問題がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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