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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻12号

1984年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅵ.血液検査

33.赤血球指数

著者: 日野志郎1

所属機関: 1日本通運東京病院・内科

ページ範囲:P.2164 - P.2165

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 赤血球に関する指数としてHayem(1878)の色素指数,Capps(1903)の容積指数,Haden(1923)の飽和指数があったが,Wintrobe(1932)が赤血球恒数を提唱してからはこれが広く用いられるようになった.しかし恒数という名称は不適当なので,Wintrobe自身も使わなくなり,赤血球指数(red cell indices)の名に変えている.赤血球数(R)・ヘモグロビン濃度(Hb)・ヘマトクリット値(Ht)を測り,次の式で算出したMCV,MCH,MCHCの3者を指している.
 ただし,μlは10-6リットル,flは10-15リットル,pgは10-12グラムで,従来それぞれmm3,μ3,μμg(γγ)といわれたものに相当する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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