文献詳細
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
Ⅶ.免疫血清検査
文献概要
梅毒血清反応について
梅毒の血清学的反応には二つの系統があり,ひとつは古くより実施されているcardiolipin(CL)を抗原とする反応(通常STSと略記―serologic tests for syphilisの略),もうひとつはTPを抗原に使う反応である.それぞれの系統の反応には臨床的な意義の違いがあるので,両者をうまく組み合わせて利用する必要がある.現在わが国で日常検査に使われている血清反応は,次のようなものである.
梅毒の血清学的反応には二つの系統があり,ひとつは古くより実施されているcardiolipin(CL)を抗原とする反応(通常STSと略記―serologic tests for syphilisの略),もうひとつはTPを抗原に使う反応である.それぞれの系統の反応には臨床的な意義の違いがあるので,両者をうまく組み合わせて利用する必要がある.現在わが国で日常検査に使われている血清反応は,次のようなものである.
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