文献詳細
文献概要
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅶ.免疫血清検査
68.梅毒血清反応
著者: 水岡慶二1
所属機関: 1東京都立駒込病院・臨床検査科
ページ範囲:P.2252 - P.2253
文献購入ページに移動梅毒血清反応について
梅毒の血清学的反応には二つの系統があり,ひとつは古くより実施されているcardiolipin(CL)を抗原とする反応(通常STSと略記―serologic tests for syphilisの略),もうひとつはTPを抗原に使う反応である.それぞれの系統の反応には臨床的な意義の違いがあるので,両者をうまく組み合わせて利用する必要がある.現在わが国で日常検査に使われている血清反応は,次のようなものである.
梅毒の血清学的反応には二つの系統があり,ひとつは古くより実施されているcardiolipin(CL)を抗原とする反応(通常STSと略記―serologic tests for syphilisの略),もうひとつはTPを抗原に使う反応である.それぞれの系統の反応には臨床的な意義の違いがあるので,両者をうまく組み合わせて利用する必要がある.現在わが国で日常検査に使われている血清反応は,次のようなものである.
掲載誌情報