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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻12号

1984年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅶ.免疫血清検査

82.CEA(carcinoembryonic antigen)

著者: 赤井貞彦1

所属機関: 1新潟県立がんセンター・臨床部

ページ範囲:P.2288 - P.2289

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異常値を示す疾患
 CEA(Carcinoembryonic antigen)は当初考えられていたような大腸癌特異性はなく,多くの悪性腫瘍で陽性化する(表1).その陽性率は腫瘍によって異なるものの守備範囲の広い腫瘍マーカーとして癌の臨床に広く用いられている.しかし同時にCEAは種々の良性疾患でも陽性化する(表1).よってCEAの成績判定には若干の注意が必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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