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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集 Ⅹ.内分泌機能検査
154.トリオソルブテスト
著者: 福地稔1
所属機関: 1兵庫医科大学・RIセンター診療部
ページ範囲:P.2471 - P.2473
文献購入ページに移動 トリオソルブテストは,血清試料に一定量の125I-T3を加え,血清試料中に含まれる甲状腺ホルモン結合蛋白の未飽和部分の割合を測定する飽和分析法である.本法で得られる値は,間接的に血中甲状腺ホルモン量を良く反映し,合わせて,甲状腺ホルモン結合蛋白量やその結合能を把握できると共に,血中遊離型甲状腺ホルモン量の指標としてのindexを算出する際利用できるため,今日でも広く,臨床検査法として活用されている.
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