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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻13号

1984年12月発行

今月の主題 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患とは

気管支喘息

著者: 宮本昭正1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.2606 - P.2607

文献概要

喘息とは
 気管支喘息は喘鳴を伴う呼吸困難発作によって特徴づけられる疾患である.しかし,喘鳴を有する呼吸器疾患がすべて喘息であるわけではなく,喘息類似の症状を発症させるものには気管支の異物,心不全,肺気腫,気管支炎,リンパ腺の腫脹などによる気道の圧迫などがあり,時々誤診の原因になりうる.もちろんきわめて典型的な例では診断は容易である.しかし喘息に慢性気管支炎,気管支拡張症,肺気腫などが合併してくると,診断に迷うことも少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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