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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻13号

1984年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性閉塞性肺疾患(COPD) 診断的アプローチ

CTからみた胸部X線所見

著者: 本田和徳1 西村浩一2

所属機関: 1浜松医科大学・第2内科 2京都大学結核胸部疾患研究所・内科第2

ページ範囲:P.2624 - P.2627

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 Computed tomography(CT)のびまん性肺病変検出への試みによって1),末梢気道領域における病変分布の分析が可能になりつつあるが(図1,2),同時に,胸部X線像の陰影分析においても病変の分布,主座の検索の重要さが再認識されるようになって来た2)
 COPDは病変の主座を異にする疾患群であるため,この点を念頭においた胸部X線像の読影が必要である.本稿では,病変の主座,分布を検討する上で必要な基本的なX線像について解説するとともに,COPD,特にびまん性汎細気管支炎(DPB)のX線像とCT像について解説することとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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