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スルガム(Surgam)—〔エーザイ・ルセル〕 一般名:チアプロフェン酸—非ステロイド抗炎症剤
著者: 水島裕1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・第一内科
ページ範囲:P.2764 - P.2765
文献購入ページに移動 概略 非ステロイド抗炎症剤(以下非ス剤)の最近の1つの進歩が,選択的プロスタグランディン合成抑制剤である.かかる呼び名が正しいか,または今後定着するかは別として,非ス剤開発にあたってはこのような方向が模索されることはたしかである.すなわち.炎症部位でのPG合成抑制作用は強く,副作用が起きる胃,腎でのPG合成抑制作用が弱いことを意図した薬剤である.いくつかの薬剤にかかる作用が認められているが,最近市販されたスルガムはこのような性質をもつ.
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