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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻2号

1984年02月発行

今月の主題 中枢神経系の感染症

髄膜炎と脳炎

グラム陰性桿菌による化膿性髄膜炎

著者: 斎藤玲1

所属機関: 1北海道大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.226 - P.227

文献概要

 化膿性髄膜炎の起炎菌はきわめて多彩であるが,主要起炎菌として,インフルエンザ菌,肺炎球菌,髄膜炎菌があげられている.わが国では髄膜炎菌の頻度は少ない.しかし,患者の年齢や基礎にもつ病態などにより,起炎菌の種類が大きく変わることも特徴的である.グラム陰性桿菌は,インフルエンザ菌,腸内細菌属,緑膿菌など,それぞれの菌種により差異がみられる.これらの菌種の起炎菌としての出現頻度を年齢,病態別にみて,その症状と診断,起炎菌別の化学療法などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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