icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina21巻2号

1984年02月発行

今月の主題 中枢神経系の感染症

髄膜炎と脳炎

ウイルス性髄膜炎

著者: 浦野隆1

所属機関: 1東京都済生会中央病院・小児科

ページ範囲:P.244 - P.245

文献概要

 ウイルス性髄膜炎は発熱,髄膜刺激症状および単核球を主とする髄液の細胞増多の所見が揃った,ウイルスを病因とする症候群であるが,日常臨床上決して稀にみられる疾患ではない.本症を無菌性髄膜炎と同義語的に呼ぶことが慣用されてきたが,この場合,クラミジアやレプトスピラが病因となることがあるゆえであって,病因としてウイルスが特定されれば厳密にはウイルス性髄膜炎とすべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら