icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina21巻2号

1984年02月発行

文献概要

今月の主題 中枢神経系の感染症 髄膜炎と脳炎

単純ヘルペス脳炎,Varicella-Zosterウイルス感染

著者: 庄司紘史1

所属機関: 1久留米大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.246 - P.248

文献購入ページに移動
 ヘルペスウイルス群は,直径150〜200nmのDNAウイルスで,単純ヘルペス(疱疹),水痘・帯状ヘルペス(疱疹),サイトメガロ,Epstein-Barrウイルスなどがある.臨床的には皮膚・粘膜での感染が目につくが,いずれも神経節などに潜伏latencyする性状を有し,中枢神経感染をひき起こす(表1).本稿では,単純ヘルペス脳炎,水痘,帯状ヘルペス神経感染症について言及してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?