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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻3号

1984年03月発行

文献概要

今月の主題 腎疾患—早期診断から管理まで 鑑別診断

腎前性,腎後性腎不全

著者: 長瀬光昌1

所属機関: 1浜松医科大学・第1内科

ページ範囲:P.430 - P.433

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 あたえられたテーマは腎前性腎不全と腎後性腎不全の鑑別である.この両者はほとんどが急性腎不全の形をとる.しかも腎前性腎不全は腎実質性腎不全へと移行するので,この点について留意することは肝要である.しかもこのばあい適切な治療により腎性腎不全への移行は予防できるので,その鑑別はすみやかに行う必要がある.
  また以上の急性腎不全は必ずしも正常な腎に発症するとは限らず,軽度ないし中等度の慢性腎不全に併発したときはその診断には特別な慎重さを必要とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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