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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻4号

1984年04月発行

文献概要

今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで 発症機序

運動誘発喘息

著者: 堀江孝至1 稲沢知二1

所属機関: 1日本大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.598 - P.599

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 気道過敏性を有する気管支喘息患者の中には,運動時に呼吸困難,喘鳴を訴え,喘息発作の誘発される症例があり,exercise-induced asthma(EIA),exercise-induced bronchoconstriction(EIB)と呼ばれている.その発症機序として,Herxheimer(1946年)は過換気をあげ,その後,低炭酸ガス血症,乳酸性アシドーシス,自律神経系の関与など,種々の検討がなされている.近年,EIAの発症機序として,とくに気道の冷却やchemical mediatorの放出が注目され論議されているが,この点を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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