文献詳細
新薬情報
ランツジール(Rantudil)〔興和〕—一般名:アセメタシンー—非ステロイド抗炎症剤
著者: 水島裕1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・第1内科
ページ範囲:P.758 - P.759
文献概要
非ステロイド抗炎症剤(以下非ス剤)の最近の1つの流行ないし進歩は,プロドラッグ化である.すなわち胃腸管では不活性であるため副作用が少なく,吸収後活性化され,もとの化合物と同じ抗炎症作用を示すという薬剤である.非ス剤の代表であるインドメサシンをプロドラッグ化したものがランツジール(アセメタシン)であり,西独で開発されたものである.
掲載誌情報