文献詳細
文献概要
今月の主題 酸塩基平衡の異常
酸塩基平衡異常の定義と問題点
著者: 大村昭人1
所属機関: 1帝京大学医学部・麻酔科
ページ範囲:P.782 - P.786
文献購入ページに移動酸(acid)と塩基(base)
H+を中心としてBrφnsted-Lowreyの定義が理解しやすく,最も良く受け入れられている.すなわち,酸とはH+を放出するもの,塩基とはH+を受け入れるものということになる.たとえば,最も重要な緩衝系の代表である重炭酸イオンとヘモグロビン(Hb)を例にとると下記のようになる.
H+を中心としてBrφnsted-Lowreyの定義が理解しやすく,最も良く受け入れられている.すなわち,酸とはH+を放出するもの,塩基とはH+を受け入れるものということになる.たとえば,最も重要な緩衝系の代表である重炭酸イオンとヘモグロビン(Hb)を例にとると下記のようになる.
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