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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻5号

1984年05月発行

文献概要

今月の主題 酸塩基平衡の異常 臨床での酸塩基平衡異常

ショック

著者: 齋藤英昭1

所属機関: 1東京大学医学部・第1外科

ページ範囲:P.812 - P.814

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 ショックとは,種々の原因によって組織や臓器への血流が正常な細胞機能を維持するのに不十分となったときに生じる状態をいう.したがって,出血性,敗血症性,心原性などいずれのタイプのショックにおいても,最終的には代謝性アシドーシスが酸塩基平衡異常の主病態となる1,2).一方,ショックの重症度や治療法の相違によって,ショック患者ではかなり幅広い酸塩基平衡異常が生じることも知られている3).ここではこのようなショックの際の酸塩基平衡の異常について,その病態生理や診断,治療法を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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