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今月の主題 酸塩基平衡の異常 臨床での酸塩基平衡異常
多臓器不全と酸塩基平衡障害
著者: 大村昭人1
所属機関: 1帝京大学医学部・麻酔科 2
ページ範囲:P.816 - P.825
文献購入ページに移動"すべての脊椎動物は最良の水素イオン活性を得るために細胞内外の酸塩基平衡環境を調節する機構を有している…….
ここで保護されているパラメータは蛋白の荷電状態のようであり,これはまたペプチド結合したヒスチジンのイミダゾール基の解離度に依存している…….この蛋白群の部分的解離状態が変わるのを防ぐことで,荷電状態に依存する蛋白の多くの酵素活性や輸送活動を生体が利用できるのである1).
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