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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻5号

1984年05月発行

文献概要

臨床メモ

日和見感染症としての肺炎の診断法

著者: 高橋幸則1 北原光夫1

所属機関: 1東京都済生会中央病院・内科

ページ範囲:P.963 - P.963

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 Compromised hostにみられる日和見感染のなかで,最も多くみられるものは肺炎である.感染防御機構の障害に合併する肺炎は,表に示すように原因菌との関係がかなり限られたものになる.好中球減少があると,肺炎の典型的なX線像を呈さないし,また,脱水があると,やはり胸部X線像に異常を呈さないことがある.さらに,院外感染に比べて,喀疾のグラム染色,あるいは培養で診断をつけることが困難である.このような場合には,侵襲的診断方法にたよる必要性がでてくる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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