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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻7号

1984年07月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 不整脈

クラスⅠ抗不整脈薬の使い方

著者: 井上博1

所属機関: 1国立病院医療センター・循環器科

ページ範囲:P.1220 - P.1221

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 Vaughan Williamsの分類1)のclass Ⅰの抗不整脈薬は,心筋細胞膜のfast Na channelを抑制する作用を有するもので,quinidine,procainamide(アミサリン®),disopyramide(リスモダン®),lidocaine,diphenylhydantoin(アレビアチン®)が含まれる.この他に本邦では市販されていないが,mexiletine,aprindineなどもclass Ⅰに属する.Class Ⅰはさらに,細胞の活動電位の持続時間を延長するもの(class IA)と短縮するもの(IB)に分けられ,quinidine,procainamide,disopyramideは前者に,lidocaine,diphenylhydantoin,mexiletine,aprindineが後者に属する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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