文献詳細
文献概要
今月の主題 下痢と腸疾患 下痢の病態生理
腸内細菌叢
著者: 光岡知足1
所属機関: 1東京大学農学部・実験動物学
ページ範囲:P.1374 - P.1375
文献購入ページに移動腸内細菌叢とは
ヒトは母親の胎内にいるときは完全無菌ですごすが,分娩と同時に産道や外界からの細菌の汚染をうけ,まもなく腸内に多数の細菌がすみつくようになり,一生の間,密接な関係をもって増殖しては排泄されている.このような細菌の一群を"腸内(細)菌叢"と呼んでいる.
ヒトは母親の胎内にいるときは完全無菌ですごすが,分娩と同時に産道や外界からの細菌の汚染をうけ,まもなく腸内に多数の細菌がすみつくようになり,一生の間,密接な関係をもって増殖しては排泄されている.このような細菌の一群を"腸内(細)菌叢"と呼んでいる.
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