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天地人
豊後橋今昔
著者: 笹
所属機関:
ページ範囲:P.1517 - P.1517
文献購入ページに移動 朝夕,出退勤のたびに通る豊後橋界隈は,現在,京都と奈良や大阪を結ぶ国道とそのバイパスが交錯し,ひっきりなしに車が行交って,終日,騒音が絶えない交通の要衝である.
が,一寸脇道にそれると,付近は今も尚,あの幕末の風雲児・坂本龍馬が常宿にしていた旅籠屋「寺田屋」が,昔その儘の船宿の面影を残していたり,又,時に,浪曲「森の石松」で有名な三十石船を復元した淀川下りの観光屋形船が長閑かに川面に浮かんでいたりして,未だにどことなく和やかな古都伏見の情趣が漂う風景を眺めることが出来る.
が,一寸脇道にそれると,付近は今も尚,あの幕末の風雲児・坂本龍馬が常宿にしていた旅籠屋「寺田屋」が,昔その儘の船宿の面影を残していたり,又,時に,浪曲「森の石松」で有名な三十石船を復元した淀川下りの観光屋形船が長閑かに川面に浮かんでいたりして,未だにどことなく和やかな古都伏見の情趣が漂う風景を眺めることが出来る.
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