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文献詳細

雑誌文献

medicina21巻9号

1984年09月発行

文献概要

境界領域 転科のタイミング

僧帽弁狭窄症

著者: 江口昭治1 中沢聡1

所属機関: 1新潟大学医学部・第2外科

ページ範囲:P.1644 - P.1649

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 僧帽弁狭窄症の内科から外科への転科のタイミングは,脳塞栓発生例,感染性心内膜炎合併例,急性肺水腫合併例などを別にすれば,本症の一般的手術至適時期ということになる.手術適応はその疾患の自然歴と手術成績,遠隔期予後との関係で論ずる必要がある.最近では,本症においても重症度の高い症例では,手術に耐えたとしても十分な回復が得られないことが判明している.以上の点をふまえて本症の「転科のタイミング」について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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