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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻1号

1985年01月発行

文献概要

今月の主題 心不全診療の動向 心不全の治療法—適応と使用上の注意

利尿薬

著者: 浅野泰1

所属機関: 1自治医科大学・循環器内科,透析室

ページ範囲:P.42 - P.43

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 利尿薬は強心薬とともにうっ血性心不全の治療に最もよく用いられる薬剤で,おもに腎に作用し,尿量を増加させて体内のNa・水を排泄する.したがって,左心不全で増加している心肺血液量は減少し肺静脈うっ血は改善し,右心不全では体静脈うっ血と浮腫は治療される.心不全の治療に用いられる利尿薬は,主としてサイアザイド系利尿薬,ループ利尿薬,カリウム蓄積性利尿薬(表)であるが,これらの出現により心不全の治療は飛躍的に進歩した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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