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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻10号

1985年10月発行

今月の主題 腎疾患—最近の展開とトピックス

糸球体腎炎:臨床と診断

リポイドネフローシス

著者: 成田光陽1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系・内科

ページ範囲:P.1743 - P.1745

文献概要

歴史と概念
 腎疾患の分類は研究者の数ほどあるといわれるが,これは大袈裟にしても,ネフローゼなる病型の取り扱いほど変遷をきわめたものは腎疾患のうちでも少ないと考えられる.
 1827年Brightにより腎疾患の概念が出されてより,その本態が多元的であることが気付かれ,1905年にはMüllerによりnephritisとは異なる炎症性病変のない,変性性病変をもつブライト病をnephroseなる概念でまとめることが提唱された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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