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文献概要
今月の主題 生体防御と感染症 免疫能と感染症
免疫機能低下のメカニズム
著者: 堀誠1
所属機関: 1国立小児病院
ページ範囲:P.1961 - P.1965
文献購入ページに移動 免疫反応が円滑に行われるためには,T細胞・B細胞系の細胞機能(免疫担当細胞)および食細胞機能(非特異的免疫担当細胞)と補体機能が,綿密なネットワークを保ちながら正常に機能しなければならず,これらの機能の1つまたはそれ以上の箇所に異常があれば免疫不全の状態が出現する.その原因には原発性のものと続発性のものとがあり,後者には基礎疾患および各種の医原性によるものがある.臨床的には細胞性免疫能不全,抗体保有不全および食細胞機能の不全の状態として把握される.
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