文献詳細
Current topics
Roentgenologically Occult Lung Cancerの診断法
著者: 小野良祐1
所属機関: 1国立がんセンター病院・放射線科
ページ範囲:P.2062 - P.2070
文献概要
早期発見は喀痰細胞診により可能である.早期の病巣は幅が数mmであり,100micrometer程度の厚みしかない.このような癌病巣は通常の胸部X線写真,CTあるいは核医学などの検査では見出し得ない.このようなroentgenologically occult lung cancer(以下occult肺癌)は,気管支ファイバースコープでも局在診断は不十分である.そこでlaser fluorescence bronchoscopeの診断システムを開発し,臨床に応用したので報告する.
掲載誌情報