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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻11号

1985年11月発行

Current topics

Roentgenologically Occult Lung Cancerの診断法

著者: 小野良祐1

所属機関: 1国立がんセンター病院・放射線科

ページ範囲:P.2062 - P.2070

文献概要

 わが国において,肺癌は年間2,100人以上の死亡原因となっている.この死亡者数をひき下げるには,肺癌の早期発見と治療が行われなければならない.
 早期発見は喀痰細胞診により可能である.早期の病巣は幅が数mmであり,100micrometer程度の厚みしかない.このような癌病巣は通常の胸部X線写真,CTあるいは核医学などの検査では見出し得ない.このようなroentgenologically occult lung cancer(以下occult肺癌)は,気管支ファイバースコープでも局在診断は不十分である.そこでlaser fluorescence bronchoscopeの診断システムを開発し,臨床に応用したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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