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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻11号

1985年11月発行

海外留学 海外留学ガイダンス

ニューヨークとアイオワ

著者: 大石実1

所属機関: 1日本大学医学部・神経内科

ページ範囲:P.2098 - P.2101

文献概要

外国医科大学卒業生
 日本でいくら臨床研修をしていても,米国でレジデント研修をしないと,米国の専門医の資格は取れない.私も日本で6年間卒後研修をしていたが,米国の医師免許証や専門医の資格を取得するため,レジデントとして留学した.
 米国でレジデント研修をしている外国医科大学卒業生は,全レジデント数の約20%を占める.この比率は専門分野によりかなり異なり,整形外科,眼科,航空医学,救急医学,皮膚科,小児外科は10%以下であるが,リハビリテーション科,血液バンク科,大腸直腸外科,核医学,神経病理学,放射線治療科は30%以上である.アメリカ人に人気のある科のレジデント研修に応募する人は,よほど優秀でないと,有名な病院には採用されない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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