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臨時増刊特集 エコー法の現況 editorial
1.エコー法の現況と将来
著者: 伊東紘一1
所属機関: 1自治医科大学・臨床病理部
ページ範囲:P.2118 - P.2120
文献購入ページに移動 超音波を発射し,対象物から反射して返ってきた信号(エコー)を捕捉して,対象物の位置,形,動態あるいはその対象物の性質までも知ろうというのが超音波エコー法である.エコー法が現在のように,診断と治療とに広く利用され,その価値が広く社会で認められ,かくも見事な花を開くとは10数年前には予知し得なかったことである.最近10年間におけるエコー法の進歩と診断法の知識の集積は目をみはるものがあった.
エコー法は現在なお発展中の学問である.今後10年間の発展に対する期待は大きいが,同時にこれから先の道は厳しいようにも思われる.本特集の各論文を読めば,エコー法の現況は理解でき,何がわかり,何がわからず,何が問題点であるかを知ることができると思うが,広範にわたることなので,全体を概説し,将来への展望を考えてみたい.
エコー法は現在なお発展中の学問である.今後10年間の発展に対する期待は大きいが,同時にこれから先の道は厳しいようにも思われる.本特集の各論文を読めば,エコー法の現況は理解でき,何がわかり,何がわからず,何が問題点であるかを知ることができると思うが,広範にわたることなので,全体を概説し,将来への展望を考えてみたい.
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