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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻12号

1985年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 エコー法の現況 Ⅰ 基礎知識

4.装置の選び方—心臓

著者: 朴永大1

所属機関: 1国立循環器病センター病院・循環器内科

ページ範囲:P.2132 - P.2135

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 近年の電子工学の進歩はめざましく,これに伴い超音波機器の改良も急速に進みつつある.心臓用の機器の場合でも,装置全体(断層心エコー装置本体,VTR,Mモード記録用のラインスキャンレコーダ)が部屋の一角を占めるほどの大きさで,全体をベッドサイドへ移すことがほとんど不可能であったが,装置全体の総重量が150kg以下にまで軽量小型化されている(図1).これとともに探触子の小型化による操作性の向上,超音波画像の画質の向上も著しい.ここでは心臓用の超音波装置を選択する際に,一般的に留意すべき点を述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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