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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻12号

1985年12月発行

臨時増刊特集 エコー法の現況

Ⅱ 診断と治療への応用 A 心エコー法

17.心筋症—拡張型

著者: 林輝美1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院・循環器内科

ページ範囲:P.2202 - P.2205

文献概要

検査の手順とポイント
 拡張型心筋症は心筋収縮能の低下を基本病態とする原因不明の心筋疾患であり,左室(および右室)の内腔拡大,心筋の線維化などを有する疾患である.広範な心筋障害の結果,種々の不整脈や伝導障害を伴う.また著明な心拡大により,相対的な僧帽弁閉鎖不全,三尖弁閉鎖不全を随伴することもまれでない.これらの病態が心エコー図所見をさまざまに修飾する.
 ①体位およびアプローチ 仰臥位または左側臥位にて,胸骨左縁,心尖部,時には剣状突起下からアプローチする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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