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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻12号

1985年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 エコー法の現況 Ⅱ 診断と治療への応用 A 心エコー法

18.心筋炎

著者: 原みどり1 弘田雄三1

所属機関: 1大阪医科大学・第3内科

ページ範囲:P.2206 - P.2209

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 心筋炎は,その原因および基礎疾患によって,①感染性心筋炎(ウイルス,細菌,リケッチアなど),②リウマチ熱による心筋炎,③孤立性心筋炎(Fiedler心筋炎,特発性心筋炎),④過敏性心筋炎,⑤膠原病による心筋炎,⑥サルコイドーシスによる心筋炎に分類される.このうち頻度が高いのは,ウイルス性および特発性心筋炎である.
 近年,心内膜心筋生検所見により,拡張型心筋症の10数%に慢性心筋炎が含まれているとの報告を認めるが1),本稿では急性または亜急性心筋炎に限定して話を進めてゆく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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