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文献概要
臨時増刊特集 エコー法の現況 Ⅱ 診断と治療への応用 B 腹部エコー法
36.膵疾患—癌
著者: 安田是和1 笠原小五郎1
所属機関: 1自治医科大学・消化器一般外科
ページ範囲:P.2302 - P.2307
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①装置 現在は,一般に,リニア電子スキャン装置が用いられているが,最近のコンベックス型のプローブを用いると,ガスの影響も少なく,膵体尾部まで比較的容易に観察することができる.
②前処置 とくに必要ないが,午前中の空腹時に行うことを原則とする.胃内の空気によって膵の描出が困難なときは,飲水(脱気水約400ml)をさせる.このとき鎮痙剤(ブスコハン®など)を筋注するとさらに効果的である.
①装置 現在は,一般に,リニア電子スキャン装置が用いられているが,最近のコンベックス型のプローブを用いると,ガスの影響も少なく,膵体尾部まで比較的容易に観察することができる.
②前処置 とくに必要ないが,午前中の空腹時に行うことを原則とする.胃内の空気によって膵の描出が困難なときは,飲水(脱気水約400ml)をさせる.このとき鎮痙剤(ブスコハン®など)を筋注するとさらに効果的である.
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