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臨時増刊特集 エコー法の現況 Ⅱ 診断と治療への応用 B 腹部エコー法
41.消化管疾患—胃
著者: 松江寛人1
所属機関: 1国立がんセンター病院・放射線診断部第2放射線科
ページ範囲:P.2326 - P.2329
文献購入ページに移動■検査の手順とポイント
①装置 一般の腹部用の装置を用いて体表から経皮的に行う方法と,内視鏡と超音波を組み合わせた装置を用いて胃内腔から経内視鏡的に行う方法の2通りがあるが,後者は装置が特殊で,かつ検査が困難なために一般に行われていない.したがって,ここでは一般の腹部用装置を用いた体表走査方式について述べる.探触子は3.5MHzまたは5.0MHzの電子走査式で,リニア型よりも最近開発されたコンベックス型のほうが,胃の全域を検査するのに便利である.
②前処置 検査前夜……緩下剤を用いる.検査当日……絶食にする.検査直前……鎮痙剤の注射をし,500ml以上の脱気水を用いる.
①装置 一般の腹部用の装置を用いて体表から経皮的に行う方法と,内視鏡と超音波を組み合わせた装置を用いて胃内腔から経内視鏡的に行う方法の2通りがあるが,後者は装置が特殊で,かつ検査が困難なために一般に行われていない.したがって,ここでは一般の腹部用装置を用いた体表走査方式について述べる.探触子は3.5MHzまたは5.0MHzの電子走査式で,リニア型よりも最近開発されたコンベックス型のほうが,胃の全域を検査するのに便利である.
②前処置 検査前夜……緩下剤を用いる.検査当日……絶食にする.検査直前……鎮痙剤の注射をし,500ml以上の脱気水を用いる.
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