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文献概要
臨時増刊特集 エコー法の現況 Ⅱ 診断と治療への応用 C その他の領域のエコー法
69.乳房疾患—良性疾患
著者: 霞富士雄1
所属機関: 1癌研究会付属病院・外科
ページ範囲:P.2458 - P.2461
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乳房の超音波診断装置は日本では仰臥位で乳房の上から検査をとる方式が行われ,機械走査法,電子走査法,複合走査法のものが使用されている.
機械走査法の装置は,通常用いられているのは低速機械走査法のもので,単素子の探触子を用い,探触子と乳房との間には脱気水を満たした水嚢(water bag)を介在させ,水嚢の中を探触子が低速で線状にあるいは乳房の彎曲に合わせて弓状に往復運動する.この方式のものは現在最も良好な画像を得ることができる.
乳房の超音波診断装置は日本では仰臥位で乳房の上から検査をとる方式が行われ,機械走査法,電子走査法,複合走査法のものが使用されている.
機械走査法の装置は,通常用いられているのは低速機械走査法のもので,単素子の探触子を用い,探触子と乳房との間には脱気水を満たした水嚢(water bag)を介在させ,水嚢の中を探触子が低速で線状にあるいは乳房の彎曲に合わせて弓状に往復運動する.この方式のものは現在最も良好な画像を得ることができる.
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