文献詳細
今月の主題 めまいの臨床
めまい・平衡障害を主訴とする各種疾患
文献概要
聴神経腫瘍は,元来,内耳道内の第8神経に由来する末梢神経腫瘍である.しかし,腫瘍が進展すると内耳道内に充満するのみならず後頭蓋窩に進展し,小脳橋角部腫瘍として小脳や脳幹を圧迫し,いわゆる脳腫瘍の症状を呈する.
以前には,その早期診断は必ずしも容易ではなかったが,最近では神経耳科学的検査法,さらに,CT scanなどを含む神経放射線学的検査法の進歩により,比較的早期に聴神経腫瘍の診断ができるようになり,したがって,治療成績も向上している.
以前には,その早期診断は必ずしも容易ではなかったが,最近では神経耳科学的検査法,さらに,CT scanなどを含む神経放射線学的検査法の進歩により,比較的早期に聴神経腫瘍の診断ができるようになり,したがって,治療成績も向上している.
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